伊丹〜羽田の移動に消費している燃料

航空機に使用している燃料は、ケロシン系の航空機用燃料JETA1で、ほぼ軽油の値段と同じ。

航空法によれば、「機長は必要な燃料の搭載量を確認してからでないと出発してはいけない」と定められていて、通常は、次の1+2+3+4が搭載されている。
1.目的地までに必要な燃料
2.目的地が天候不良などの場合、代わりに着陸する空港までの燃料
3.代替空港の上空約450mで30分待機するのに必要な燃料
4.不測の事態を考慮して国土交通大臣が告示で定める燃料

これを、伊丹-羽田で換算すれば、ドラム缶(200L)に換算すると、ボーイング777型機で約100本、767型機で約80本、737型機で約40本、約、8,000Lを搭載している。

地上走行中、737型機で1分間で約15L、「ただいま、空港混雑のため、離陸まであと5分ほどかかる見込みです」というアナウンスされた待機中は、約75Lの燃料が消費されている事になり、離発着の地上では20分程度かかるから、1,500L消費する燃料は、
高度1万mを巡行中の場合には1分間で約50Lを消費していて、伊丹-羽田が45分程度だから、2,300L。
合計すると、伊丹-羽田で、737型機で約5,000L。更に大きい777型機や、767型機ならばと考えれば、いかほどかとも思う。