いつか、この招福亭のことをかいたとき、本当は白黒の写真を使いたかったのを思い出した。


そば、うどん、うなぎ、てんぷら、すし、洋食、甘味…などなど、本当に私たちのまわりには「食べ物屋さん」が多くて、身近なお商売はないと思う。
京都では、戦後の焼け野原になった事はなかったものの、このお店には、そんな戦後の動乱期に食べ物を提供されてきただろう、雰囲気がある。
だからこそ、このお店には伝えられてきただろう老舗の知恵や工夫が一杯に詰まっている。
おそらく当時から変わることのない、作り方で出されるものは、いつきても、なんでもうまい。



ちなみに、今日頂いたのは、「揚げカレー蕎麦」。
きれいなお出汁に、カレー粉をといてあって、プンとカレーの香りが立つ550円。
新町 招福亭
京都市下京区新町通六条下る艮町891
075-351-6111

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新町 招福亭